感性情報処理 授業
授業概要
近年、感性 Sensibilityは多くの分野から注目されており、Marketing マーケティングや魅力のある工業製品の設計等、様々な活動において利用されている。
本講義では、人間の感性を抽出するための基礎知識として、まず人間 人のセンサとなる視覚・聴覚等の構造やそれらの感覚情報処理について概説を行う。
続いて、感性情報を計測するための生理学・心理学 Psychology的計測方法を学び、計測データの違いや性質について学習する。
次に、人間の感性情報を評価する手法として、関係性を求める多変量解析や一次元による極性を求める一対比較法、イメージを把握するためのSD法に基づく因子分析・PCA Principal component analysis 主成分分析等、様々な感性情報処理技術を身に着ける。
そして、UI User InterfaceやAI 人工知能等、先端の感性情報技術やプロダクトに関する紹介を行い、具体的な感性情報処理について調査・発表を行うことで、理解を深める。
到達目標
①知識・技能の観点
基礎的な感覚情報処理および感性情報処理を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
様々な問題に応じて適切な感性情報処理手法を選択し、独自に解析・結論付けできる。
③主体的な態度の観点
感性情報処理に関する調査・発表に対して積極的に取り組むことができる。
授業計画
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1 授業ガイダンス、感性 Sensibilityについて
2 感覚情報処理(1)
3 感覚情報処理(2)
4 感覚情報処理(3)
5 感性の生理学・心理学計測
6 感性情報処理手法(1)
7 感性情報処理手法(2)
8 感性情報処理手法(3)
9 ケーススタディ
10 感性とプロダクトデザイン
11 感性情報処理の実践(1)
12 感性情報処理の実践(2)
13 感性情報処理の実践(3)
14 感性情報処理の実践(4)
15 感性情報処理の実践(5)
感性情報処理 自由 聞き手時メモ場所
感性情報処理 自由レポート
教科書
感覚生理工学 本